サイトを新しいドメインに移行すると、SEOの影響が気になりますよね🙅。
せっかく築いた検索順位やトラフィックを失わないように、正しい設定を行うことが大切です。
.htaccessやNginxの設定を使って、すべてのページを新ドメインへリダイレクトしましょう。旧ドメインのURLを新ドメインに転送し、httpからhttpsへのリダイレクトも忘れずに設定します。また、wwwのあり・なしを統一し、画像やファイルのURLも適切にリダイレクトしましょう。
Googleにドメイン移行を正しく伝えるために、新ドメインをSearch Consoleに登録し、サイトマップを送信します。アドレス変更ツールを使ってGoogleに通知し、旧ドメインのパフォーマンスを監視することも重要です。
アクセス解析も忘れずに行いましょう。Google Analyticsに新ドメインを登録し、GA4の場合はデータストリームを更新します。旧ドメインのデータも引き続き確認し、アクセスの変化をチェックしましょう。
サイト内のリンクを新ドメインに変更しないと、301リダイレクトに頼ることになり、サイトの速度やSEOに悪影響が出ます。すべての内部リンクを新ドメインに変更し、画像やCSS、JSのURLも適切に修正しましょう。robots.txtやsitemap.xmlも更新が必要です。
外部サイトからの被リンクもSEOに影響を与えます。被リンクを持つサイトの管理者に連絡し、新ドメインへ変更を依頼しましょう。また、SNSプロフィールやGoogleマイビジネスのURLも更新することを忘れないようにしましょう。
ローカルビジネスの場合、外部サービスのURLも更新する必要があります。GoogleマイビジネスのウェブサイトURLを変更し、外部サービスのビジネスリストのURLも修正しましょう。
SNSのリンクを古いドメインのままにしておくと、誤ったページへ誘導されてしまいます。SNSのプロフィールや投稿のURLを新ドメインに変更し、広告(Google AdsやFacebook Adsなど)のURLも修正しましょう。
旧ドメインをすぐに手放すのはNGです。最低1年は保持し、可能であれば永続的に管理しましょう。また、新ドメインのSSL証明書を適用し、キャッシュやCDNの設定も更新することが大切です。
移行後も継続的に監視し、問題がないか確認しましょう。Google Search Consoleのカバレッジレポートをチェックし、新しいサイトのインデックス状況を定期的に確認します。主要ページの検索順位も監視し、SEOの影響を最小限に抑えるようにしましょう。
これらの作業を行うことで、SEOの影響を最小限に抑えながらスムーズにサイトを移行できます。移行後もしばらくはアクセス数や検索順位の変動があるかもしれませんが、しっかり対応すれば時間とともに安定していくはずです。
サイト移行時に忘れがちなのが、Instagramのプロフィールや投稿に設定したリンクの更新です。ドメイン変更後、古いURLのままだとフォロワーが404エラーに直面してしまいます。InstagramのプロフィールURLはもちろん、過去の投稿やハイライトに埋め込んだリンクも新ドメインに変更しましょう。また、リダイレクト設定を適切に行い、旧URLでも新サイトへアクセスできるようにすることで、トラフィックの損失を防げます。
弊社でもSEOの移行のお手伝いをサポートしています。移行先が元のサイトと別の場合も対応できますので、お困りの方はご相談ください。
参考URL:https://kiseki-tech.jp/2025/03/25/site-migration-seo-settings/